あつまれどうぶつの森with幼児
年末年始に誕生日のある子どもはだいたい経験するのではないでしょうか。
そう、クリスマスお正月誕生日にもらえるはずの諸々が全てガラガラポンで一緒くたに渡される現象です。
うちのこどもさんが正にそうで、父方母方の祖父母も我々両親も、「こまこま分けてちみっとしたやつよりドンともらった方がええやろ(選ぶのがよくわからん)」という具合に何となく落ち着いています。
そんな具合で全部ごちゃまぜプレゼントとしておうちに来たのがアレですね、あつ森くんです。
クリスマスプレゼントだから(一応)現物があった方がいいだろうというくらいの考えで、ソフト版(ちょっと安かった)にしたのですがこれがのちのち微妙なめんどくささを生むことを当時のわたしに意識ごとぶん投げたい。
どうぶつの森で遊ぶ
どうぶつの森シリーズをかじったことのある方ならばお分かりでしょうが、あれは基本的に何をやってもいいよというゲームではありながら、遊べる要素を増やしていくためにはやはりある程度決められたポイントをクリアして行かなくてはなりません。
プレイヤーに与えられる自由は、あくまでたぬき開発の提供する商品を利用して行使されるものなので、たぬき所有の島の産品をたぬきに買い取ってもらい、たぬきが発行する通貨を手に入れて、たぬきが仕入れる商品を買い、たぬきに設定されたローンで買った?(使用権を得ただけかもしれない)家を飾るという具合です。何をするにもたぬきマネー。
借金いつ返してもいいし利息がつかないのはサイコー。
幼児と遊ぶということ
最近のこどもさんは本当によくお話ができるようになって、5歳になってからというものメキメキと人間らしい会話力を身につけています。
でもそれはあくまでも表面的なもの。
単語、用法は誤ってはいないものの、こちらの文脈や伝えたいことの前後関係がどこまで伝わっているかは未知数です。多分3割くらいしか共有できてない。
「おかあさんのいえなんでおおきいの」
「借金を返して増築したからだよ」
「わたしもおおきいいえがいい」
「借金を返しなさい。有り金で服ばっかり買ってないで」
という会話を毎日します。
借金を返して家を大きくしてまたローンを組むというゲームなんです。
扱えるお金が大きくなっていくほどに、できることも増えていくんです。
なのに。
「きょうはしゃっきんをかえす!」と言ったそばから
「このかわいいふくはかう」とまあまあ高い服を買い、
「これはクリスにあげる」と売ればお金になる服をあげてしまう。
おかあさんは、砂浜に落ちてる貝を根こそぎ拾い、毎日岩をぶっ叩き、いらない服は全部換金しました。
それが早くお金を手に入れる近道だから。
でもこどもさんは、拾った服を住民にプレゼントし、貝を拾って貯めたお金で好きな服を買って、なぜかそれもそのうち住民にプレゼントし、「おかあさんキャビアちゃんとそんななかよくないんやろ?」とかこっちに謎のマウントも入れながら、住民と仲良く、楽しく島での生活を送っているようです。
そんなこどもさんを見ていると、「よしよし君の生活圏はお母さんが守ってやるから君は楽しく遊びなさい」という気持ちも湧いてくるもの。
橋をかけ、階段を整備し、島を発展させるための金勘定はわたしがやってやろうじゃないか!
島民にさほど愛されていなくても(物品の授受をしないので)、君が幸せに遊べるならおかあさんはまずその役目を全うするよ!
という気にもなるんですけど、如何せんこどもさんが島民代表なので、全然たぬきがわたしをインフラ整備に噛ませてくれないんですよね。
これはほんとにミスです。
現物プレゼントで渡して「わーい!」てやるのはよかったけど、そのままの勢いでゲームの設定までやると、幼児を世帯主にするようなもので話が全然進まないのよ!
さっさとわたしメインでサブこどもさんで設定まですましてからコントローラー渡せばよかった!ユーザー切り替えして夜にこっそり進めるのめんどくさい!
でもやらないと!
わたしは!とたけけさんを島に呼ぶ!!!
任天堂さん!こんな親いっぱいいると思うので、リセットしなくてもサブにインフラ担当できるようななんかアップデートしてくれ!
それかゲームスタート前に「インフラ整備できるのは最初にゲームを始めた人だけだなも」ってたぬきに言わせてくれ!頼む!!
DL版のすすめ
ダウンロード版で買えばスマホアプリのようにささっと切り替えて別のゲームも遊べるのだとのちに知り、本当にswitchぶん投げそうなくらいのショックを受けた。
高いから投げないけど。
地味にソフトの抜き差しめんどくさいので、一緒に買ったフィットボクシングがだいぶご無沙汰なことになっております。
またwiifitの時のように「1000日ぶりですね」とか言われてしまう。
めんどくさがりさんはDL版を買いましょう。