我が家の資産運用。お金に働いてもらうには。
大学生の時(20年くらい前!)に初めてアルバイトをして以来、銀行に入ったお金はずーっと銀行に預けていました。
その頃はまだ良かったかもですが、もうずっと金利があんまりにもあまり。
いくら預けてもオリソクが「2円」とかなんてあんまりです。
働いていたときは気にする暇もありませんでしたが、結婚してこどもが生まれて、自分の収入がないのに、車とか家とかこどもの学費とか老後の資金とか、そういうものを具体的に考えないといけないと、「これは…ほっといたらなくなるぞ…」とリアルに感じられるようになりました。
なので、少しでもお金にも働いてもらうべく、数年前から株やらの資産運用をしています。
銀行で寝てても運動にもならんやろ。
わたしがやっているのは主にこれ。
・つみたてNISA
・WealthNavi
・個別株
iDeCoは働いてる人がやった方が効果は大きいですが、基本的にこの順番にやっていくのがいいと思います。
なぜならiDeCoとNISAは税金の優遇があるから。
順に見て参りましょう。
iDeCoで老後資金を貯める
年金がね、ほぼ確実に減りますからね。こちとら納めてんのにね。
その分自分で貯めといてね。優遇はするからね。ていうやつ。
数ある金融商品(定期預金とか投資信託とか)の中から買い付けるやつを自分で選んで運用します。
掛け金、運用益、給付を受け取る時に税制上の優遇があります。
掛け金に対しては所得控除の対象になり、運用益は非課税(普通の口座で運用してると利益には2割くらいの税金がかかります)。
運用期間が終わって給付を受ける時も「公的年金等控除」か「退職所得控除」の対象になります(受け取り方によります)。
わたしは専業主婦なんで、掛け金は所得控除の対象になりません。
ずっと個別株の他はつみたてNISAだけだったんですが、益が出るなら銀行に置いとくよりマシかなと思ってやっています。
やりだすとお金は60歳まで出せないので(商品の買い替えとかはできる。解約すると減る。)、本当に余裕資金でやらないとダメな枠。
あと、銀行預金とは違って、買いつけたやつの価格は変動するので、損が出ることもあり得ます。
買うやつを定期預金とか元本確保型にすればいいんだろうけど、運用に手数料がかかるので、今の金利だとその分マイナスになっちゃうからなあ。
手数料の少ないとこで、手数料の少ないやつを買う。
つみたてNISAで大きな買い物に備える
NISAの枠は、NISAかつみたてNISAかどっちか選ばなきゃいけなくて、個別株の売買に自信がないわたしはお任せ方式をとっています。
うまく機を見られる人なら、NISAの方が益はでかいと思う。
なぜならこれも売買益に税金がかからないから。
わたしは機を見るに鈍なので先進国インデックス買って毎月お任せしている。
もちろん投資信託はお任せ料がかかるのだけど、最近は信託報酬ひっっくいやつも多いし、自分でやっても完全に負けるのは目に見えているので。
非課税期間は20年なので、こどもが大学に行くか、終の住処を買うかくらいの時に景気の良い時代が来ないかなと思っている。
出口戦略だいじ。
WealthNaviの様子を見る
個別株で勝ちを拾ったことのないわたしがたどり着いたロボアドバイザーさま。
お金を入れとけば、勝手に状況見て買い換えてくれる。
万年初心者向けロボ。
ヤバい時はもちろんガン!て下がるんだけど、損切りできないわたしと違って、ちゃんと買い換えて戻してくれる。
すごいなロボ。
自分では手を広げられない(キャパシティが足りない)不動産とか金とかにも投資してくれて、妙な満足感がある。
お任せしているのでもちろん管理手数料がかかりますわけで、1%の手数料っていうのがね、もうちょっと下がればほんとに言うことないんだけども、ほんなら自分でやれやって言われてもできないのでね。
ロボの動向を追っている。
当面よろしくお願いします。
今んとこ利益が出てるのはここまでだ!
個別株は楽しみに買う
基本的に優待狙いの高配当株。
評価額的には言うまでもなく負けている。
コロナ前の調子の良い時に買ってたから、今はズタボロ。
長期保有が前提なので手放すに手放せない気持ち。
これでどん詰まりになるとどうしようもないので、投資はくれぐれも余裕資金で!お願いします!
生活に使うお金をつぎ込んじゃダメ!
わたしはこの塩漬けの樽をじーっと見ていても死なないから持ってるだけです。
時々ちょっとお金とかカタログギフトとかをくれるから…
他に買いたいのがあるのに買えない、とか思う場合はちゃんと売って下さい。
ジュニアNISAはこども基金
こども枠も使っている。
わたしが子どもの頃は、母がゆうちょの口座を作っといてくれたもんですが、分けて入れといても増えやしないもんですからねえ。
米国株のインデックス投信を買って置いてます。
こどもが18になるまで出せないのでじっと行方を見守ります。
まだ学費が足りないとか、院へ行きたいとか、留学したいとか、はたまたこどもがまた自分の将来に備えたいとか、その原資になれば良いと思う。
大きくなれよ。
お金に働いてもらうには
基本的にわたしの狙いは目先のお金ではなくて老後資金なので、「今使わないお金」を突っ込んでいます。
家を買ってないのでローンがない分、先送りにしてるお金でやってる感じありますね。
ちなみにちゃんと銀行に1年は生活できるお金を置いた上でやってます。
今の生活を今の金融投資で賄おうとするのは怖いので、特に素人はやめときましょうね。
投資に回すお金がないなら、まずは支出を減らそう。
銀行に置いてるお金も、なんかあったときの生活を守るという大事な仕事をしています。
増やすためのお金を減らさずに済むのは普通預金さんのおかげ。
身動き取れるだけのお金を確保したあとは、みんながそこにおらんでもいいと思うので、働きに出てもらいます。
向こうから仕送りしてくれる時もあり、一旗上げてくれることもあり、まあ負けて帰ってくることもあるでしょうが、どっかで吸収しながらプラスが出てくれることに期待したい。切に。