国勢調査、無視するとどうなる?
いらすとやさんはほんとに幅広いな
国勢調査の書類、来てますね?
5年に1回なんだし、それちゃんと出しとこうね、というお話。(回答期限が10月20日に延期されました 10/8追記)
国勢調査の回答率 4割に届かず
— NHK生活・防災 (@nhk_seikatsu) October 2, 2020
みなさん、もうやりましたか?
回答期限まで1週間を切った国勢調査の回答率は、1日現在で36.2%。前回調査より低くなっています。回答期限は今月7日です。https://t.co/lL6NufWNwv
半分どころの話じゃなかった。
国勢調査、なんでやるの?
国勢調査は、日本に住んでいるすべての人及び世帯を対象とする国の最も重要な統計調査で、国内の人口や世帯の実態を明らかにするため、5年ごとに行われます。(中略)
国勢調査から得られる様々な統計は、国や地方公共団体の政治・行政で広く利用されることはもとより、民間企業や研究機関などでも経営や研究などの基礎データとして幅広い用途に利用されています。 また、国勢調査の結果は、将来人口推計や国民経済計算(SNA)などのほかの統計を作成するための最も基本となるデータとして用いられます。
国内のどこで、どういう人がどういう暮らし方をしていますということを調べて、行政や企業、研究機関がいろいろな提案をするときの前提材料にするわけですね。
国勢調査、回答しないとどうなるの?
調査は正直けっこう根掘り葉掘り聞かれるので、楽しくはないかな。
でも、
国勢調査において、もし、みなさまから正確な回答をいただけなかった場合、得られた統計が不正確なものとなってしまいます。そのようなことになれば、国勢調査の結果を利用して立案・実施されている様々な政策や将来計画が誤った方向に向かったり、行政の公平性や効率性が失われたりするおそれがあります。
わたしが「ひえ」っと思ったのこれなんですよ。
例えばわたしが提出しなければ、「収入の少ない子育て世帯がいる」ってことが、いろんな政策を作る側に伝わらないってことやん?って思ったわけです。
そこをちゃんと把握しといてもらわないと、具体的な数字で説得できなくなっちゃいますからね。
国勢調査の回答方法
書類を持って来てくれた人に書いて渡すか、郵送か、インターネット回答。
うちの地域は高齢化まっしぐらなので、調査員さんもめっちゃおじいちゃん。
「できるだけ接触機会を減らしたいので」って、インターネット回答をお勧めされました。
「じゃあインターネットでやります」って言っといたらもう回収にも来ないからってことだったので、ささっとQRコード読むか、上のリンクから回答してもらったらいいと思います。
インターネット回答時の注意点
QRコード読むのが早いわと思って最初スマホでやりかけたんだけど、いろいろ回答項目あるから5分10分はかかるわけです。
その間こどものトイレに呼ばれて、スリープになったら回答消えた。
ショック。
夫の仕事内容とかちまちま書いてたのに。
パソコンからなら消えないと思います。
まとめ
税金ちゃんと納めてるんだから、それぞれ有意義にうまいこと使われるように、こっちもやることやっていかないとね。
全員調査なんてお金も労力もすごいかかってるだろうし、しっかり元とる気でいきましょう。
追記(10/8)
インターネット回答、当初は10月7日まででしたが、20日まで延期されましたね。
新型コロナウイルスの影響などで回答が遅れた人への配慮のようです。
10月8日の朝現在、国勢調査2020総合サイトのトップページは10月7日までって書いてありますけど、インターネット回答のページまでいくと10月20日まで延長しましたって修正してありました。
まだ回答してない人はお早めにどうぞ。
Twitterで見たんですけど、シェアハウスで暮らしてて同じ家に世帯主2人とか、結婚はしてないけど生計は一緒にしてるとか、暮らし方の形っていっぱいあるから、どんな暮らし方してる人にもうまくサービスが行き渡るように、こんな暮らしの人がここにいます!って伝えられる機会に伝えといた方がいいんじゃないかなって思うんですよね。
そうじゃないと、やっぱり人間、自分の身の回りのことにしか想像が及ばないので。
いつまでも「男親女親がいて、男親が年収500万持って帰ってきて、女親は専業主婦で子どもが2人」みたいな家がモデルケースでは、目が届かないところがいっぱいあると思うので。
わたしも自分に近い子育て世帯のことにしかなかなか想像が及びませんが、できるだけみんないい感じに暮らしていけたらと思っているので、一緒にやることやっときましょう。