【中国茶】香りのいいお茶はリラックス効果高いと思うんだよね【好き】
初めて中国へ行ったときに、友達が茶芸館を予約していてくれて体験したのが中国茶との出会いでした。
出会いといってもそんな「それ以来わたしは中国茶の虜に」ってことでもないんですが、ほんとに初めてだったので、あの時聞香杯でかいだ「なんだこれ甘い〜!すごいいい匂い〜」っていうのは結構衝撃的で、細い事はわかりませんが結構中国茶は好きです。
コーヒーのガツンとくる感じもいいんだけど、紅茶のふわ〜っていうのでもなくて日本茶のすっきりふわっていうのでもなくて、なんかもうちょっと欲しいのよっていうときは中国茶を飲みます。
青茶とか岩茶とかあのあたりが好きですね。
といって茶杯とか聞香杯使って茶芸よろしくちまちま入れるのは、どうせわたし1人しか飲まないのでは手間がかかりすぎるので、普通に急須で入れるか最近はもっぱらこれです。
もう何年前だか、もしかしたら10年くらい前になるのかもしれないけど、台湾旅行に行った時に台北の奇古堂さんで買ったもの。
本当は茶壷のセットがコロンとした形で素敵だったのだけども、なかなかいいお値段しますのでね。
これは当時のわたしでも買おうと思えるお値段(忘れた)だったし、いい(らしい)茶葉は50gで何千円もするのもあるし、なんかもうよくわからんけどかわいいし旅行のお土産やからいっかと思って買いました。満足はしている。
でもこれいいんですよ。
蓋碗と聞香杯合わせたような感じで、蓋碗より容量あるからそこそこ飲めるし、高さがあるから香りがたつのもわかるし、そういうふとしたことを感じると、ちょっと暮らしの質が上がります。
なんせねえ、手触りもいいのよ。
キメの細かい磁器の、ちょっと持ち重りのする感じが手に吸い付いてとても気持ちが良いものです。
店主のおじいちゃんはその当時も結構おじいちゃんだったけれども、今もお元気でいらっしゃるんでしょうか。
行かれた方の感想見ても「日本語が達者でめっちゃしゃべる」っていうことは共通してて面白いなと思います。
めっちゃしゃべって持論を展開するおじいちゃんだったよ。
前日に九份行ってたから、「(いわゆる)お茶屋さんの入れ方と違うんですね」って言ったら、「うちのお茶は質がいいから最初に洗ってお湯を捨てる必要がない」って感じで、一定のレベルに達していないこちらの感想をバッサバッサ切り捨てる勢いでお話しになるので、どこの世でも気難しいおじいちゃんというのはこんな感じなんだなあとヘラ笑いしながらお茶をガブ飲みしました。
そしたら「お茶は楽しむものであって水分補給に飲むものではない」てまた言われた。仰せはごもっとも。
そういう喫茶の文化ごと教えてくれるお店だったので興味のある方は良かったらどうぞ。
茶器はめっちゃ可愛いし、茶葉はまあ安くはないけど、「いい茶葉はちょっとの量で何回も出るからエコ」って、底に軽く入れて飲めばよしって感じだったので、その気軽さはとても好き。
このくらいで十分おいしい。
早く台湾行けるようになればいいのにねえ。
詳しいことはAllAboutを見てくれ。